ゆるゆるな毎日♪

日々あったことを綴ります。暫くは母の乳がん治療のメモ。私の逆流性食道炎と重度の捻挫のメモになります。

最近読んだ本たち。 2ー6.

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『終電の神様』 阿川大樹さん 実業之日本社文庫。

あらすじ:父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美女…。

それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、そして、あたたかな涙と希望が湧いてくる、感動のヒューマン・ミステリー。

 

15万部突破。希望と感動のミステリー第1位の文字に惹かれて購入しました。

普通ではないけれど、起こらなくはない日常の最後にあるちょっとした救い。

やはり、物語のラストはハッピーエンドであって欲しい。

 

描写がとても丁寧な作品です。

登場人物は、性別も年齢も置かれている環境も様々だけれど、彼、彼女らの細かな心の動きまでリアルに感じられるので、一緒になって喜んだり、悲しんだり、キュンとしたり、鈍よりしたり、人身事故で止まった電車の居心地の悪さまで体験できました。

物語は、登場人物の携わる仕事に関しても細かく書かれているので、その仕事の大変さや何を大切にして日々働いているのか、その時の思いなどを知れたのも面白かったです。

アスリートの恋人になるとはこんなに大変なのか。芸術家の頭の中はこんな風になっているのかと、楽しめました。

 

この作品は本で読むよりも、旬の俳優さん、女優さんを起用して映像化した方が面白い様な気がします。

読み終えたあと、映画『エープリルフールズ』が頭に浮かびました。

 

正直、流石、No.1の作品だと思いました。

是非、読んでください!とは言えませんし、凄く感動します!泣けます!とも言えません…。

登場人物は個性的なのですが、一話が短く獲られる情報が少ないからでしょうか、いつも読む本に比べると少し物足りなく感じられました。

ですが、続編があったら間違いなく購入します。(その後が気になります。)

 

悪くはないけれど、ちょっと何かが物足りない。そんな感想を持ちました。