ゆるゆるな毎日♪

日々あったことを綴ります。

本。

前回読んだ本の感想。続き。

★自らの人間関係を正面から見直す。 おかしな人は切り捨てる。 『ある子がインクをこぼし、拭いてくれる子がいました。再びこぼしそうになり、先生に叱られましたが、その時に、庇ってくれた子がいました。ですが、この子は拭くときには何もしてくれませんで…

最近読んだ本たち。 39.

『不安のしずめ方』加藤諦三さん。PHP文庫。 ★犠牲を払うから幸せになれない。 あなたは人に何かを頼めない。でもあなたは色々頼まれて無理して行う。おかしくないだろうか? 従順なあなたは皆に大切にされてきただろうか? 迎合する人は、『周囲に私はいい…

自分を知る。

昨日、ブログに書いた雑誌を読み直し、また一つどうあるべきかを学びました。 良い人間関係を築き、自分らしく生きるには自己愛が深く関係しているらしいです。 この雑誌では、はい。いいえ。の質問に答えると4つの自己愛型に振り分けられ、自分好き度。ゆが…

色んな視点。

帰省した時。沢山のお土産と一緒に幾つか雑誌を持たせてくれました。 その中の一つに『もっと自分を好きになろう。』という物がありました。 (写真が横向きですみません。) その中でも加賀まり子さんの『分かり合いたいんじゃなくて、分かち合って、励まし合…

最近読んだ本たち。 38.

『心の休ませ方』加藤諦三さん PHP文庫。 読み終えて、気持ちが軽くなりました。 今、しようとしていることは間違っていないと思うことができました。 ★自分を軽く扱う人とはつきあわない。 その縁を切ることで、自分に自信がつく。 別れて不都合なことは何…

最近読んだ本たち。37.

『ザーッと降って、からりと晴れて』 秦建日子さん 河出文庫。 「人生は、間違えられるからこそ、素晴らしい」「今まで自分を曲げずに生きてきて良かった」この言葉が胸に響きました。 主人公は、悩みや小さな不満を抱えて生きている人たち。(その悩みは、リ…

最近読んだ本たち。35.

『出版禁止』長江俊和さん 新潮文庫。 有名なドキュメンタリー作家が愛人と心中し女性だけが生き残った事件を中心に物語は進んでいきます。 帯の本仮屋さんのこんな経験二度と経験したくない!という言葉も、裏書きの恐るべきどんでん返しという説明も全て納…

最近読んだ本たち。34.

『男ともだち』千早茜さん 文春文庫。 冷めた恋人より、身勝手な愛人より、大事な人は男友達。持つべき物は友達だとこの本を読んで改めて実感しました。 このお話に登場するハセオの様な存在が私にもいます。 彼とは10年来の友人。歳は4つ上。 とても頼りに…

最近読んだ本たち。 33.

『八月の六日間』北村薫さん 角川文庫 今、少し心がざわついていて、いつもは楽しいと感じる物が少し色褪せて見える。 とっても楽しい日の陰。幸せだった瞬間の裏側。そんな感じ。 でも、ほっておけばまた直ぐに元通り。そうなることが分かっているけれど、…

最近読んだ本たち。 32.

『春狂い』宮木あや子さん 幻冬舎文庫。 ここ数日。人の闇を感じさせる本を選んで読んできたのは気分だったのも有りますが、この本を読む為のウォーミングアップアップだったとも言えます。宮木さんの書かれるこのジャンルの本を読むにはそれぐらいの準備が…

最近読んだ本たち。31.

『蛇行する川のほとり』恩田陸さん 集英社文庫。 この物語は毬子という人柄が良く少しあか抜けない少女が演劇祭で使う絵を描くために、誰もが一目置く憧れの先輩たちから、自宅で夏合宿をしましょうと誘いを受けるところから始まります。 それをきっかけに今…

最近読んだ本たち。29.

『かわいい結婚』山内マリコさん 講談社文庫。山内さんの作品を読むのは二度目。 前回は『パリに行ったことないの』を読みました。↓ しかし、手にしたのは全くの偶然。 私は彼女の作品が好きな様です♪ 好きな作家さんが増えるって嬉しい‥。今回のお話は三つ…

最近読んだ本たち。 28.

『ミドリのミ』吉川トリコさん 講談社文庫。小学校3年生の女の子。ミドリ。を中心にお話が進んでいきます。 父の広には源三と言う恋人がいます。源三は名前の通り男性で、母の貴美子とは、離婚の話が出ているのですがなかなか話は進みません‥。この環境。見…

最近読んだ本たち。 27.

『私の命はあなたの命より軽い』近藤史恵さん 講談社文庫。主人公は東京で夫と暮らす遼。出産を間近に控えているのですが、夫が急に半年の海外出張が決まり里帰りする事になりました。 いざ帰ると家族の様子がおかしい。 とても仲の良い家族だったのに‥。 い…

最近読んだ本たち。 26.

『地下の鳩』西加奈子さん 文春文庫。西さんの作品を初めて読みました。 CHARAさんとだったかな?と対談されているのを拝見し西さん自身に好感と興味を持ちました。 その後、なかなかご縁がなく、今回やっと読むことができました♪この本の舞台は大阪の繁華街…

最近読んだ本たち。 25.

『楽園』花房観音さん 中公文庫。色んな意味で凄い本でした。読み始めと読み終えたあとの印象がこうも違うとは‥。とても驚いています。ストーリーも思っていた展開とは違い面白いと思いました。舞台は京都の花街の跡地に建つハイツ。その名は楽園。 そこに住…

最近読んだ本たち。 24.

『春の庭』柴崎友香さん 文春文庫。裏表紙のあらすじを読んで衝動買いしました。主人公は30代の一人暮らしの男性(太郎)。ある日、同じアパートに住む、隣に建つ水色の家に異様な関心を持つ女と出会います。 異様のフレーズに一体何が起こるのかとワクワク。 …

最近読んだ本たち。 23.

『これからお祈りにいきます』津村記久子さん 角川文庫。主人公は高校生のシゲル君。 不倫中の父。不仲の母。不登校の弟の4人暮らし。 彼の住む街では、願いを叶えるのと引き換えに取られたくないと思う部位を作り、神様(サイガサマ)に捧げるという祭りが行…

最近読んだ本たち。22.

『夏を喪くす』原田マハさん 講談社文庫。今日、贈り物を購入した帰り道。 急に小説を読みたい衝動にかられて、本屋へ立ち寄りました。 一番最初に私の目に止まったのは原田マハさんの名前とブルーの表紙でした。 原田さんの小説なら大丈夫な気がする。 これ…

最近読んだ本たち。21.

『やさしい人』 加藤諦三さん PHP文庫私が知りたかった答えがここに有りました。加藤さんの本を読むのは2冊目なのですが、前回の本以上の衝撃でした。優しい。私が思っていた優しさは優しさではなくエゴだったのだと知りました。 この勘違いに気が付く事がで…

最近読んだ本たち。 20.

『40歳からの迷わない生き方』浅野裕子さん 三笠書房40歳まであと4年と少し。 まだ沢山ある様に感じますが、実際はあっと言う間だと思います。 そこで、将来に備える気持ちでこの本を購入してみました。実際に読んでみると、どのお話も胸に刺さりました。今…

最近読んだ本たち。19.

『パリに行ったことないの』山内マリコさん 集英社文庫。題名通り、パリに行ったことのない女性たちが主人公のお話です。 出てくる女性は立場や年齢が様々な為、同じ場所について書かれていても、街へのイメージや思うことはそれぞれ違います。 それなのに全…

最近読んだ本たち。 18.

『マリコ、カンレキ!』林真理子さん 文春文庫今回もストレートな物言いに、スッキリした気持ちにさせて頂きました! 余計なことを言わない。敵を作らないことは生きていく上で賢いとは思うけれど、私は自分の意見をしっかり持っていて発言できる人に好感を…

最近読んだ本たち。17.

『うまくいく夫婦、ダメになる夫婦』の心理 加藤諦造さん PHP文庫この本を目にした時。真っ先に、『一緒にいるとなぜ疲れてしまうのか』という帯の言葉が目に入ってきました。 その日は連休3日目でまさに夫といる事にくたびれていたので、買わずにはいられま…

いただきもの。

帰省した時に母から貰いました♪ 最近は、ファッション誌よりこういった実用的な雑誌が好きです。 これだけあるどれから読もうか迷います。発刊順に読む?それとも好きな物から? どれも興味のあるテーマなので表紙を見つめるだけでワクワクします。

昔の好み。

私は実家を出て空になった衣装ケースを本棚代わりに使っています。 その中の一部をご紹介♪ 海外のラブコメばかり(笑) こんなにはまっていたのに、今は一切読まなくなりました。 ここにある本も結婚後、一度も開いていません。 ですが、思い出が詰まっていて…

最近読んだ本たち. 17.

川上弘美さん 『なんとなくな日々』新潮文庫。川上さんの作品は一度も読んだことがありません。ですが、このエッセイを読んで、手に取ってみたいと思いました。 川上さんの物事の感じ方が好きだと思いました。 やる気があるようなないような。アクティブなの…

最近読んだ本たち 16.

安東みきえさん『頭のうちどころが悪かった熊の話』新潮文庫。タイトルと表紙に惹かれて購入しました。主人公は様々な動物たち。 寓話集なので、どのお話も色々と考えさせられます。 全体的に内容は暗めなのですが、自然の摂理だと思えばハッピーエンド好き…

最近読んだ本たち 15.

江國香織さん『ホテルカクタス』集英社文庫 この本を読んだ時。この詩が頭に浮かびました。「わたしが両手をひろげても、 お空はちっとも飛べないが、 飛べる小鳥はわたしのように、 地面をはやくは走れない。 わたしがからだをゆすっても、 きれいな音は出…

最近読んだ本たち 14.

原田マハさん 『独立記念日』PHP文芸文庫この本は、幾つかの短編が合わさったお話で、一話一話はとても短いのですが、内容自体はとても濃く、読みごたえがあります。主人公はその度に変わり、前回の脇役が次のお話では主人公という初めて出会うスタイルでし…