私は音楽に詳しい人に憧れています。
特に海外の昔の曲やポップス以外を良いと思える人に憧れます。
美容院へ行くと、いつも私の知らない素敵な曲がかかっていて、どうやって探しているのだろう?と思います。一度聞いてみたけれど、困らせてしまったのでそれ以来聞けません(笑)
(確かに、いつも読んでいる本をどうやって見つけたの?と聞かれても答え様がない…。
変な質問だったなぁと今になって思います。)
本を探す様に音楽も探せたらいいのですが、音楽を聴きたい!と思うこと自体が余りないので、一向にJPOPの域を越えられません…。
こう思うようになったのは江國さんの作品に出会ってからです。
大好きが詰まっているお話の中で音楽だけが私の世界には強く存在しません。知識があれば、理解できたら、もっと作品を深く楽しめるのにといつも少し悲しい気持ちになります。
今日、読みだした作品でも、ロッド・スチュワートさんの名前が出てきたのですが、私は存じ上げません…。もし知っていたら、彼のどの曲を聴いていたのかな?と思いを馳せたり、その人の人物像を想像したり、それを聴いた時やチョイスする時の気持ちを登場人物に重ねたりできますが、私にはそれができないのが寂しいのです。
ブログを書いている今も部屋には音楽がかかっていません。するのは雨の音だけ。
それが心地良いと思っているので、音楽を聴く人への憧れも寂しさも暫く続きそうです(笑)