好きな本はと聞かれたら、私はこの3冊をあげます。
①江國香織さん 『いくつもの週末』集英社文庫
結婚してまだ間もない頃出会った本。
新婚と呼ばれる頃。何かを決めるとなると必ず喧嘩になり、夫との関係に悩んでいました。そんな時、自分を尊重する事も、大喧嘩しても、好きな事が違っても良いんだと教えて貰いました。
この本以外にも江國さんのエッセイはどれも大好きです。小説は読んだり読まなかったり。
②宮木あや子さん 『雨の塔』集英社文庫
それぞれに闇を抱える女の子たちが主人公のお話。
思春期の女の子が持つ独特の世界。見てはいけない物を見ている感覚に最後まで目が話せませんでした。
③星の王子さま サン=デグジュペリ
小さい頃から大好きなお話。
好きだけれど、最近は読むと毎回号泣してしまうので、なかなか読めません‥。
子供の頃はただただ蟒蛇とバオバブの木が怖かったのを覚えています。
10代。20代。30代と読む度に感じ方が変わるのが面白い。40才になった時。私は何を感じるのかな。