ゆるゆるな毎日♪

日々あったことを綴ります。暫くは母の乳がん治療のメモ。私の逆流性食道炎と重度の捻挫のメモになります。

最近読んだ本たち。 5ー3.

『ハッチとマーロウ』(青山七恵さん 小学館文庫)

 

随分前に購入した為、どうしてこの本を購入しようと思ったかは今となっては分からないのだけれど、「王様のブランチ」という番組で紹介されているのを観て、絶対にこの本を読むんだ!と決めて文庫化されたと同時に購入したのは覚えています。

その感は正しくて、「ハッチとマーロウ」は私の宝物の一つに加わりました(*´艸`*)

 

この本は、突然、シングルマザーの母親が「ママは大人を卒業します!」と宣言し、11歳の誕生日から自分の身の回りの事を全て二人でこなす事になった双子ちゃんのお話。(色々気にかけてくれる大人はいるし、母親はお世話はしないけれど収入があり自宅にいる。)

 

読む前の私は「まだ小学生の子供に全てさせるなんてどうなの?」「ハッチとマーロウが可愛そう。」一体どんなお話なの??と批判的にみていました。

ですが、いざ読み終えると、ハッチとマーロウがとってもとっても可愛くて、ハッチとマーロウの名前の秘密(秘密は大げさ?)が分かった時の驚きや、刺激的な転校生の存在や同級生たちと過ごす中で、二人が少しずつ大人の階段を登っていく様子に、気づいたらもう夢中でこの物語を楽しんでいました。

 

ハッチとマーロウに起きた事は、大変な事だけれど、この経験は二人にとってはプラスに働くのではないかと思いました。自分の頭で考えて自分で未来を切り拓く事を始めるのはきっと早ければ早い程、未来をより濃く深く生きる力になると思うのです。

ですが、他の子ならきっとこうはいかなかったのではないかとも思います。子供時代を子供らしくしっかり楽しんだ方が良い子とそうでない子がいるように思うのです。

二人の母親はそれを見抜いていたのか、結果論なのかは分からないけれど、二人なら大丈夫だと思ってそうしたのかもしれないなぁ。と思いました。私は母親ではないので分からないけれど、自分の母親を見ているとそんな力があるのかも?と思う時があるのです。

二人はそして同級生たちはどんな風に成長するのかなー。いつか、その後が見られたらいいな。

 

読んでいたら、子供時代が懐かしくなりました。そして、20代でこの本に出会っていたら、子供を持つ選択をしていたかもしれないな。と思いました。

それと同時に、大人の勝手に振り回されている二人をみていると、やはり持たなかったかもしれないなぁ。とも思います。笑。二人のママの様にならなかった自分に安堵しているから。

二人の成長を見ていて、母が子育ては大変だったけれど、凄く楽しかった。と言っていた意味が少し分かった気がします。

子供って凄い。苦手だったけれど、これからは少し見る目が変わりそうです。