『椿落つ 新酔いどれ小藤次11』佐伯泰英さん 文春文庫。
今回も一気読みしてしまいました(笑)
12月から5月に咲く椿の花に絡めたちょっと不思議で夏らしいお話でした。
武家の間では散るのではなくボタッと落ちる様子から不吉な花とされていた。今でもお見舞いには避けるべき花の様です。凛とした感じが私は好きですが…。(曼珠沙華もすき。)
そして、いつの世も親に泣く子どもがいるのだと悲しい気持ちになるお話でもありました。これからの未来はそんな事がない世界になるといいな。
椿には赤しかないと思っていたのですが、白い花もあるのですね!(ピンクもあるそうです。)
読み終えた後、思わず画像を探してしまいました。思っていた以上に美しい花でした。
いつか自分の目で見てみたいです♪後で何処で見られるのか調べてみようと思います。
(画像はお借りしました♪)
白椿の花言葉は『完全なる美しさ』ちなみに、赤は『気取らない優雅さ』ピンクは『控えめな美』全体では『控えめな優しさ』だそう。
昔は椿ではなく、強葉木や艶葉木と書いていたそうですが、私は今の椿という文字が好きです♪
新酔いどれの小藤次シリーズ。また来月新刊がでるようで嬉しいです。
他にも手元に読みたい本が沢山あるので、これから忙しくなりそうです。