今日は朝から祖母の身体が辛いアピールが凄いので、母を職場まで送迎後、洗濯から夕食の準備まで全て引き受けました。
祖母が痴呆症になってから、帰省中は夕食作り以外は何もしないように言われていますが、明日からは嫌でもやることになるのでいいかなぁと思いやってしまいました。
祖母が90才の今でも直前の記憶がないこと。近くのコンビニ以外の道順を忘れてしまう以外に問題なく過ごせるのは母を支えているという自負と困らせたくない気持ちがあるからこそだと思います。
人は幾つになっても誰かから必要とされることは大切なのだと実感しました。
祖母の家事のクオリティは正直高くありません。料理は全て醤油を入れすぎて辛い。掃除も母が週末に念入りに掃除する事で成り立っています。他にもビックリするような事をすることがありますが、母はそれに何の不満も言わず、否定も絶対にしません。そこに愛を感じます。何でもやってあげる事が愛情ではないのだと勉強になりました。
私は見守る事が苦手なので克服したいと思います。
私が自立したいと思うようになったのは祖母の影響が強いです。
顔を会わすたびに誰彼構わず一日に何度も自分の衰えを嘆き辛さを訴える祖母に仕方ないことだと思いつつもイライラします。
私は自分の負の気持ちをコントロールできるようになりたい。と思ったのが一番のきっかけです。
そして、祖母には母と私を含め5人の孫がいますが、私は子供を持つつもりがないので、いつかは一人になると思います。誰にも頼る事ができないと今している事を一人で全部しなくてはいけないのだと実感した時にこのままでは不味いと思いました。
(夫に下に見られるのが嫌だと思う感情よりこちらの感情の方が実は強いです。)
それに気付いてから、母の凄さを改めて実感
しました。母の人生は苦労が多かったと思いますが、一切泣き言を言いません。
母が衰えるまでには私も母のように器の大きい人間になりたいです。
そして来月、離婚した弟が実家に帰ってくるので、私だけでも、心配かけないようにしたいところです…。
あと1時間半で夫とまた二人きり。
上手くやれるといいなぁ。