昨日、90才になる祖母が私に食べさせたいと柿を送ってくれました。
この量の柿を抱えて一人で郵便局まで行ってくれたそうです。(私でも15分くらいかかります。)
祖母は普段は杖をついて歩きます。そして、認知症で郵便局へ行くのに迷子になった事があるので、一人で送ったんだよと昨日、母に聞いてかなり驚きました。
普段の私なら、有難うより、危ない。。。と真っ先に言っていたと思います。
ですが、祖母は自分のことより、私に食べさせたいと思ってくれた。そして頑張ってくれた。無事に祖母は帰宅して、柿も私に届いた。何を責める事があるのだろう。
そう思いながら、『重かったでしょ？有難う。ばぁちゃん、スゴいね！元気だねー！』と笑いながら祖母へ電話したら、祖母は、『これぐらい大丈夫！私にも美味しいうちに食べさせたかった。ばぁちゃんが送ったんだから、いつもより美味しいよ！』と笑っていました。
祖母のことを過剰に心配するのは辞めます。
私よりも、実の娘である母が良い塩梅で気にしているので、祖母は大丈夫。
私は好きなようにする祖母をただ見守り、昔のように世話を焼かれていればいいのだと思いました。
祖母も母も妹気質で、長女気質の私より何倍も甘えるのが上手なのだから、何かあれば向こうから頼ってくれるはずです。
その時に力になれる様に備えることだけはしておきたいと思いました。
