ゆるゆるな毎日♪

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最近読んだ本たち。4ー6.

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『はぶらし』近藤史恵さん 幻冬舎文庫

ーあらすじー

脚本家として順調に生活する鈴音(36歳)が、高校時代の友達・水絵に突然呼び出された。子連れの水絵は離婚し、リストラに遭ったことを打ち明け、再就職先を決めるために一週間だけ泊めてほしいと泣きつく。鈴音は戸惑いつつも承諾し、共同生活を始めるが……。人は相手の願いをどこまで受け入れるべきなのか? 揺れ動く心理を描いた傑作サスペンス。

 

結末がどうなるのか不安過ぎて、珍しく、話の半ばぐらいて結末を見てしまいました笑。

誰も死なないのにこの恐怖感。オバケより生きている人間の方が怖いといういい例だと思います。

題名にもなっている「はぶらし」のエピソードにはゾワッとしました。何を思ってそんな事をしたのだろう‥。謎です。

 

確認した結末が許容の範囲内だった事に安心し、その後はしっかりそこに至る過程も知る事ができました。

こんなにも怖く感じたのは私が鈴音の立場になったとしら、同じ様に受け入れてしまうかもしれないと思ったからだと思います。

危険を感じたら、罪悪感よりそちらを大事にしようと改めて自分に誓いました。

この世には相性の悪い人が必ずいて、甘えられる人間と甘えられない人間は深入りした関係にはならない方が良いのだと改めて思いました。

これに気付いた時に、私は年賀状とFacebookを辞めました。困った時に気持ちよく手を差し伸べられない相手とのお付き合いは私には向かないと思ったのです。

私が水絵の立場になったとしたら、絶対に友人には頼りません。頼らない以上、どこまで許すべきかが分からず、受け入れる側なのに遠慮してパワーバランスがおかしくなるのが目に見えます。

そして、甘えられた場合、不快に感じたらしっかり相手に伝える事も大切な事だとも思いました。嫌な目に合い続ける場合、自分にも改善するべき点があると思うのです。

 

結末を先に読んだ時にはこれで良かったんだと思ったのですが、全てを知ったあとは、水絵の立場になって考える余裕ができ、気持ちに迷いが生じました。何を選んでも幸せだと思えない時には何を選んだら良いのだろう。

私は何かを判断する時、熟考せずにその時の感覚で判断して行動しがちなので、もっと余裕を持ち考えて行動しようと思います。そして人の話しは最初から最後までしっかり聞こう。自分が経験したことのない事の大変さを自分の物差しで判断し口にするのも辞めたいとも思いました。

お互いに気持ちが満たされる優しさとは何かをこの本を読んでもっとしっかり考えたいと思いました。