ゆるゆるな毎日♪

日々あったことを綴ります。

できるだけ。

昨日は豪雨でした。空がかわりに泣いてくれている気がして、かなしい気持ちが少し楽になりました。

夕方になると雨が上がり、空は青空へと変わりました。窓から見える全ての物が雨の雫で輝きとても綺麗でした。

密集する住宅を眺め、改めて東京の人の多さを実感しました。

沢山の人が集まるこの美しい景色のどこにも祖母はいない。この街どころか、どれだけ必死になって世界中探してももう会えないのだと実感しまた悲しくなりました。

そんな気持ちでいたら、母から全て無事に終わったとの報告と遅くなったホワイトデーのプレゼントに対してのお礼のラインが届きました。

何回かの会話のラリーの中に、日常は大事だから月曜日から再び仕事に戻ること。母を心配する私に大丈夫だと伝えるメッセージがありました。

実の娘が気丈にしているのに、私がこんなんではダメだと気持ちを正す事ができました。

(私はまだまだお子様だなぁ。いつか母の様に強く一人で立てるようになれるのでしょうか。だいぶ強くなったと思ったのですが気のせいだったようです。)

そして、ラインには祖母のお骨を故郷の福島へ分骨すると有り、祖母はずーっと大好きで帰りたかった故郷と、母や孫達が住む愛知の両方にいられるようになったと聞いて、また少し気持ちを落ち着かせる事ができました。祖母は寂しがりだから、これでもう寂しくないね。

 

母に励まされ、私も前を向く決心をしました。先ずは、夫と相談して、来月の祖母の誕生日に大好きだった花が届くように手配をしました。

プレゼントには、花キューピットさんの花瓶付きの花束を選びました。5月の誕生月の花は『薔薇』の様で、ピンク主体と赤主体の2つにしました。

この花はきっと母も笑顔にしてくれるはずです。感謝する祖母の笑顔も実際に見る事はできませんが、感じる事ができ、私も自然と笑顔になれました。

今は続いて、母の日のプレゼントを選んでいます。今年は母と相談して『本』をプレゼントする事にしました。

私のチョイスで良いと言うので、新刊から丁寧に検索しています。今、図書館がお休みなので、毎月借りている10冊はプレゼントしたいと思っています。

 

悲しみが癒えるまでは自分と大切な人を笑顔にする事に集中したいと思います。大切な人を失った悲しみを癒やしてくれるのは時間だけですよね。

祖父と愛犬を亡くした悲しみは10年以上経った今も完全には消えないけれど、普通に生活できる様になれたのだから今回だって大丈夫。

コロナの一刻も早い終息を願い、早く母や祖父母に元気な姿を見せたいです!