『酔いどれ小藤次13 鼠の草紙』佐伯泰英さん 文春文庫。
今回は珍しく戦闘の描写が少なく安心して読む事ができました♪
この作品も32巻目。
過去のエピソードを振り返るシーンではそんな事あったかなー?と思う事もあり、長く続いている事を実感しました。
乳飲み子だった駿太郎くんも12才。
ずーっと成長を見ているので、変わらず良い子に育っている事をとても嬉しく思います。
彼の将来がとても楽しみです♪そろそろ、恋の話なんかも出るのかな。幼馴染みと添い遂げて欲しいけれど、きっと彼は武士になるだろうから、町人との恋は難しいだろうか。
そこに保管されている『鼠草紙』がタイトルになっているのですが、佐伯さんがこの作品の為に作ったのかと思ったら、実在すると知って驚いています。
室町時代に作られ、江戸時代に流行ったのだとか。その当時の絵巻を東京国立博物が所蔵しているそうで、意外に近くにあったようです。流石、東京。
いつか見られたらいいな。
観た方の感想はぐりとぐらの絵本みたいで可愛いと言うものが多くありました。
好きだったので、観たらきっと好きになるに違いないです♪
お伽噺ということで、文字に携わるおりょうさんの出番が多かったのも嬉かったです。
次回も争い事が少ないといいなぁ。と思います。