『男ともだち』千早茜さん 文春文庫。
冷めた恋人より、身勝手な愛人より、大事な人は男友達。持つべき物は友達だとこの本を読んで改めて実感しました。
このお話に登場するハセオの様な存在が私にもいます。
彼とは10年来の友人。歳は4つ上。
とても頼りになる存在です。
私のレベルの低い質問にも真剣に答えてくれますし、自分の経験を出し惜しむことなく話してくれるとっても優しい人です。
彼の言葉が何度私を救ってくれたか分かりません。
私は何も彼に提供できていない様に思うのですが、波長が合うからという理由だけでずっと仲良くしてくれています。
ハセオと神名が一線を越えるかの話をしていましたが、私たちもふざけて、できるできないの話をしたことが有りました。恋人になることもできたと思うし、一線を越えてもこの関係は変わらないと思うけれど、する必要性がないし、恋人にならなかったのはタイミングがなかったというか、そういう巡り合わせだよね!という結論に達した気がします。
今の関係が一番しっくりくるし心地良いのです。
今はお互いに結婚していますし、おじいちゃん。おばあちゃん。になってもこのままずっと仲良しでいられたらいいなぁと思います♪